
【エッセイ】愛すべき母のドタバタ・キッチン:焼かずに煮てしまった、とろみ強めの豚の生姜焼き を書きました。
今回の料理は生姜焼きです。お楽しみに!
皆さん、こんにちは。
今日もお仕事、本当にお疲れ様です。デスクでの作業や外回り、あるいは画面越しのアポイントメントなど、神経を研ぎ澄ませる時間が続いていることでしょう。ほんの数分、深呼吸をするつもりでこのエッセイを覗いていってください。
前回の「焦げ目が愛しいハンバーグ」には、友人から温かいコメントをもらいました。彼が言うには「うちの母も、中まで火を通すためにハンバーグをフライパンに押し付けすぎて、最終的に『肉のせんべい』にしていました」という体験談には、思わずデスクで膝を打ってしまいました。やはり、世の母たちの「生焼けへの恐怖」は共通のテーマのようですね。
さて、全十二回という長旅を続けてきたこの連載も、いよいよ第十一回。残すところあと二回となりました。母の不器用すぎる料理の記憶を辿るこの時間も、ゴールが見えてくると、まるで実家の食卓を片付けるような、少し切ない気持ちになります。
今回のテーマは、定食屋の看板メニューであり、家庭料理の頼れるエース、「豚の生姜焼き」です。
冒頭部分より
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