
【エッセイ】神父のデバッグ日誌を更新しました。今回の内容は 人生のルーティング・エラー、「自分で選ぶ」という思い込み です。
お時間のあるときにどうぞ。
「神父のデバッグ日誌」へようこそ。
今日も里山の小さな教会の軒先で、潮風に吹かれながらペンを走らせています。 今日も少しだけ、あなたの心のバグを覗いてみましょうか。
庭の枇杷と、日曜日の沈黙
教会の庭にある枇杷(びわ)の木が、今年もたわわに実をつけ始めました。 少し時期が早いのですが、今朝はミサの前に、近所の子供たちと一緒にいくつかもぎ取って、井戸水で冷やしておいたんです。皮を剥くと、甘酸っぱい香りが指先に残って、なんだかそれだけで「今日もいい日だな」なんて思えてしまいます。
日曜日のミサが終わった後の静かな聖堂は、私の大好きな場所の一つです。 使い込まれた木の椅子の匂いと、消えたばかりのキャンドルの残り香。 そこで独り座っていると、バチカンの喧騒の中にいた頃や、若かりし日のコンピューター室での孤独が、遠い波の音のように思い出されます。
冒頭部分より
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