掌編小説


掌編小説「40年越しの途中下車―不真面目だったあの日の僕へ。」を書きました。
お時間があるときにどうぞ。

定年を迎えてからというもの、私の「曜日感覚」はすっかり迷子になっている。現役時代はあれほど愛おしかった金曜日も、今やただの「一週間の7分の1」に過ぎない。

そんな私は、今、近所の公園のベンチに座り、満開の桜を眺めている。平日の昼下がり、スーツ姿の人々が足早に駅へと向かう中、私だけが時間の流れから切り離されたように、ぽつんと座っている。

なんて贅沢な時間だろう、と思う。

冒頭部分より





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