藤原さんの話は、毎週、興味深く聴いています。とても大切な話だと思い、自分への理解のためにもあらためて文字として起こしてみました。みなさんの参考にもなればと思います。



ウィルス発生から今日まで
ウィルスの感染もかなりひどくなってきた。東京も感染者はものすごく多い。十分に検査をやっていないので感染者も増えているのか、減っているのかもよくわからない。東京は第二位の大阪に比べて感染者数が三倍ということになっている。武漢も一千万人都市であったし、ニューヨークも大都市であり、大都市は危険な状況になっている。

今、動画は東京渋谷の駅前であるがだいぶ前からこのように人がかなり少ない状態だ。2月の下旬くらいから人々は動かなくなり始めた。青梅マラソンに人がでる、でないで大騒ぎした頃からである。その頃から人々はあまり出歩かなくなった。つまり2、3、4月ということで2カ月と半月くらい経っている。しかし、世界と比べるとこの間の封鎖は緩やかであり、また検査をしていないので隔離が十分にできていない。

感染者、軽傷者の隔離が十分に出来ていないので、(緊急事態宣言解除が)ズルズルと伸びている。目立つところでは人がいないが、(感染者を)隔離をしていないので院内感染でも、施設の中の感染でもいつ(緊急事態宣言)解除になるのかがわからない。たぶん相当(事態は)大変ななことになっていると思う。

安部内閣は経済が本気でV字回復すると考えている?!
安部内閣は本気で経済がV字回復すると思い込んでいる。だから「GO TOプロジェクト」とかいって、経済をV字回復するため金をいれようとやっているわけだ。予算書でもV字回復と書いてあるようだ。

大企業にもV字回復すると言っているようだ。その理由はV字回復してくれないとお手上げだということだ。V字回復しないと未来がないので、V字回復以外にのほかに処置がないということなんだと思う。バカみたいな話であり、バカみたいな連中だ。

大都市は危険だ
大きな流れは最初と最後を見ているとよくわかると思う。
第一にウィルスは目には見えない小さい存在である。この小さな存在に大都市が脅かされている。この点からも大都市には盲点がたくさんある。私たちの文明なんてとても「危うきことこの上もなし」ということだ。

早くからこのことに気づいている人はとっくの昔に東京から逃げ出していて、3月くらいに東京から逃げた人は助かったと思う。海外も同じ。ニューヨークあたりでも3月の中旬くらいまでに逃げた人は助かったが、そのまま居続けた人は大変なことになっている。

ロックダウンについては誤解があるようだ。ロックダウンするからといって感染が広がらないというわけではない。ロックダウンすると逆に家庭内感染とか、施設の中の感染が増えてくる。だからロックダウンしたからいきなり感染者が減る、死者が減るということはない。

家庭内感染とか、施設内感染が一巡して、それがさらに感染を生むことがある。それは、人が最低限の行動(買い物や持病のため病院通いをする)をするからだ。それが、さらに感染の拡大を生むことがある。だから海外でも感染者が出ている。このような経過をたどって、感染が治まり、全体の感染者数が減る。だから、そう簡単には終わらない。

夏に向けて一旦収束するだろうが・・・
あと一つは季節的要因だ。コロナウィルスは風邪と似たような症状であるからやっぱり気候の要因が収束の要因となりそうだ。夏の気候になってくると、一旦おさまる可能性がある。スペイン風邪はそうであった。夏は死者の数がうんと少ない。冬の初めから再び感染者が出てくる。今回北半球はこれから夏になるので、感染者はこれから先感染するという人はあまり出てこないし、死者も少なくなるという可能性もある。

しかし、この間によく動くと潜在的に感染し(どういう理屈かわからない)それが冬になると症状が出てくる。スペイン風邪のときもそうだった。そのあとものすごく戦場にきた兵士たちが自分の国にウィルスをもち帰り、感染が広がったようだ。

スペイン風邪との共通点
当時の資料を読んでもスペイン風邪がウィルスだということがわかっていないので、インフルエンザ菌という「菌」として捉えていたようだ。さまざまな薬とか治療法が試されている。今回も同じだ。アビガンをはじめとした薬が、効くといわれていていろいろ試している。当時もまったく同じ。それから当時の記録をみるとあっという間に亡くなる人は肺の中に出血した後とか血の塊が肺胞に入っていることがあるという記述が残っている。

今回も子どもが急死した場合に川崎病のような症状が出ているという話も出ている。血が血栓を起こす。血が固まって血栓を起こして人を傷つけることも報道されている。よく似ている感じがする。よく似ているということは、全体として同じような経過をとる可能性が十分あるということだ。したがって私は今回の山場はこの冬からくるであろう二回目の感染だと思う。

一回目はとりあえずどんなものか、どんなものかどんな状況かがわかるというもので、亡くなる方はわりと年配の方が多い。感染者は日本でも20代から50代が多い。やはりこの時期に歩き回ったりするのは感染のリスクが大きい。だから職場にいくというのも、あれは感染のリスクが大きいと思う。スペイン風邪のことだと二回目の感染は若い人がたくさん亡くなった。それは戦場に言っていた若者がけっこう多く亡くなっている。

コロナウィルスでは日本においてはワクチンのBCGが効いているとか、ポメオパシーが効いているとか、いろいろな話があるが、果たして前回と同じように若い人が大量に亡くなるかどうかそれはまったくわからない。むしろそうならない方がいいに決まっているが、しかし、なんともわからないわけだ。

世の中は恐慌だ!
ですからこの夏いかに緊急事態宣言を解除したとは言えども、私はあまり感染をうけやすい状況に身を置かないほうがいいと思う。どうせ恐慌であるから職場いってもまともに仕事があるとは限らない。今はとにかく政府を蹴飛ばして金を出させれればいい。公明党の支持母体の創価学会の皆さんが突き上げたから10万円を政府から引き出すことができた。どんどん突き上げてしまえばよい。

要するに政権を手放したら、汚職で逮捕されてしまうから絶対政権を手放したくないはずだ。だったらとくかく彼らも逃げ場所がないからとくかくどんどん追求すればよい。地元の議員を小突き上げて、「お前らふざけんな。なにやっているんだ!」と言えばいい。最近は感染を恐れて議員自身も出てこない、なので事務所へファックスでもメールでもどんどん入れて、ツイッター等のSNSにどんどん書いて、こんなに困っていると、だから金を出せと突き上げればいい。

政治家を動かそう!
やはり政治家は選挙に落ちるのが一番怖い。はっきりしていて選挙に落ちるのが怖いので支持率をとても気にする。だから突き上げくらったら、彼らはたまらないわけである。特に今は、私の耳にも入ってくるが、安部支持者が相当怒っているようだ。こんなはずではなかったと。

どうも株が下がり始めた時から怒りはじめていたようだ。所詮なんのことはない、安部政権に期待していたのは株価だけである。だから円高株安で相当怒っていた。ここへきて、もっと怒っている。それから聞いた話だと大企業の連中までもが、安部政権を無能者と言っているらしい。大企業の連中も無能者だが、安部政権はもっと無能者だ。まるで目くそ鼻くその喧嘩程度のことである。

そうやって今までの支持層が離れてきている。いつまでも安部晋三自身は、物事が全然わかっていない。厚労大臣の加藤もそうだ。物事が全然わかっていない人たちだから、現状がどのような状況かがまったくわかっていない。しかし、身のまわりに危険が迫るとわかるようで、選挙で落ちそうだとか、政権が転覆しそうだとか、本当に重要な人たちが離れそうだとか、ということはわかるので、十分圧力をかければいい。こういうために政治家やっているのだから、どんどん金を出させればいい。所詮この時期できることは政府の人工心肺機能を拡充することだけなのだ。ほかに政府ができることは何もない。

病気が治るかどうかは最後は本人次第だし、あとは医療が十分にできるかどうかだ。政府ができることは金を出すことだけ。医療の充実も金である。金を出さなければ話が始まらないので金をケチっていたらどうにもならない。

だから政府にできることは金を出すこと、アメリカでもFRBがどんどん金を出している。日本もどんどん金を出させばいい。それで私たちは遠慮してはダメだ。どんどん圧力をかけて現場の生の声を伝えないといけない。

私たちの声を政治に届かせる方法
メディアがいくらいっても効果はないので、実際に生活でも仕事でも苦労して困難な思いをしている人たちが、電話やメールをしてどんどんネットに投稿する。それが一番効く。政治家とのやり取りをネット上に公開する。公開質問状にしてネット上に公開する。それが一番効く。

とにかく政府に金を出させて、経済を再開してもやたらに外には出ない。特にこの夏は極めて要注意だ。二回目の感染が終わると三回目はスペイン風邪のときもそうだったが、普通の風邪並みになっていたようだ。死者はけっこういたが、3回目までで10分一ずつ感染者が減ってきた。二回目の感染者は一回目の十分の一、三回目の感染者は二回目の十分の一だったので、100分の一になるので、二回目を上手にくぐりぬけるとあとは何とかいけると思う。命さえあればその後の再建はなんとでもなる。

二回目の感染の波がきたときに注意すること
また二回目の感染の恐ろしいのは、おそらく北半球は全世界同時に流行が始まる。今回は武漢からはじまった。武漢で最初に感染者が報告されたのが12月1日です。そこから順番に感染が広がって最近まで感染者がいなかったロシアも、この4月に入ってからかなり感染者が出ている。

現状では4ヵ月くらいズレがある。しかし、二回目はだぶん同時に流行がくる。世界同時になると、マスクは取り合いになるだろうし、薬も取り合いになるだろうし、それは半端ではないと思う。病院も一斉にあふれてしまい、医療関係者も二回目は恐ろしくなると思う。一斉に患者が押しかけてしまい、それが毒性の強いやつだとすると最悪だ。

スペイン風邪も二回目のときはものすごく毒性が強くて、ものすごい死者が出た。だから二回目が一番恐ろしいと思う。そうするととにかく、今当面は政府を蹴飛ばして金を出させるだけ出させて仕事はしない、外には出ない。これが一番である。

大都市から避難せよ
大都市は危ないからウィルスが一旦おさまったらどこかへ避難したほうがいい。動けるようになる時期が一旦あると思う。夏は一旦動けるようになると思うので、そうしたら安全なところに避難する。大都市にいるとウィルスの感染だけではなく、海外の様子をみると強盗とか暴動がはじまる。食えなくなることが一番恐ろしいことなので、強盗とか暴動が始まり、医療崩壊もあっという間に起こる。そのため人はどこにもいけなくなる。身動きつけなくなり、本当の立往生になってしまう。特に大都市の真ん中にいると今年の冬は長く感じると思う。

地方で新しい基盤をつくるということを勧める。単に疎開するということだけではなく、新しい生活の基盤をつくる。仕事の基盤をつくるべきだ。やはりそういうことをやる時期に私は来ていると思う。どう見てもはやり今行われているということは今までの経済が成り立たないということを示している。

今までの経済の終焉
今までの経済の一番が成り立たないことは、時間とともに動く経済が無理だといういこと。すなわち今回の恐慌は、貸借対照表にいきなり巨大な損失が出たことから生まれる恐慌ではなくて、いきなり損益計算書が止まったことによる恐慌なのだ。だんだん老化が進んで臓器の活動が鈍くなって悪くなったというものではなく、いきなり呼吸と血の巡りが止まるという症状だ。どんなに元気のいい人でもあっという間に死んでしまうといった恐慌なのである。

売上、仕入れ、販売管理費、個人では収入が一気に止まるという普通では起こらない経済恐慌である。だから、呼吸が止まって心臓まで止まることがあるわけで、そうすると全身の臓器が次々やられます。さらにこの免疫の過剰反応で臓器がやられていく。

経済ではその始まりが損益計算書が止まるというところから始まっている。こんな恐慌は今までにはなかった。感染症がの蔓延するということはこういう結果を導きだすということだ。

実は私たちが直面している感染症の蔓延というものは、過去幾度も経験している。なにか人類はじまって以来のことが起きているわけではない。しかし、経済的な破綻の規模では人類はじまって以来の規模だ。ウィルス感染による破綻というものは何もこれが人類はじまって以来ではない。昔からあるわけだ。そうすると今までのような時計が止まったら全部終わりという経済運営は、感染症には弱いということである。

考えてみれば昔はそんな経済はやっていない。もっとゆったりした経済で、一年ごとに損益をだすもので、たとえば普段の支払いも年末払いということを普通にやっていたわけである。それくらいのペースでやらないと感染流行には耐えられなくなる。

時間とともに金利を取る関数をもとにした金融・経済はウィルスの感染の流行には耐えられないということだ。だからそれを続けていると、毎回そのたびに恐慌が起きて「灰燼に帰す(かいじんにきす)」ということになってしまう。

行動するなら早目に-これから本当の持続可能な社会がやってくる
そういうこといってもまだこうして人も動いているし、電車も動いているという人がいるが、こういうたとえ方はよくないが、人が亡くなっても、全身の細胞は同時には死なない。むしろ、本当にひどくなると経済も今日の飯を食えないから飯があるところに長い行列を作ったり、仕事をくれるところに長い行列を作ったりして、いつもとは違う生き方をするようになる。しかしそれでも悪くなると、ゴーストタウンになってしまい、いよいよ人がいなくなるので、町から人影が消える。これが最後の最後の段階である。

なんとなく普通に人が動いているように見えるが、その裏側で出てこない人もいて、さらにその裏側で資産価値がどんどん減価しているから、こういう状況をほっておくと死んでしまうので、死ぬ前に自分から行動しないとお手上げになる。

このウィルスは早いのが特徴だ。12月はじめにウィルスの最初の患者が報告されて以来まだ半年にもなっていないのにこれだけ世界を変えてしまったわけだ。ものすごい影響力がある。なめてかかると大変なことになる。これから先はもっと時間の関数にあまり依存しないような別の形での生活や投資から経済を考えないといけない。それが持続可能性の高い経済であり、昔から言われるスローな経済、スローな生活なのである。

このような未来を考えていた人たちも、今まさにその現実がやってきたと思わなければならない時期がきたと思う。いよいよそういう時が来たということでしばらくの間は激しく世の中が動くと思うが、お元気にお過ごしいただければ思う。